ハンマーカールについて
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ハンマーカールとは
ハンマーカールはバイセップカールのバリエーションで、二頭筋と前腕をターゲットにします。通常、ダンベルを使用して行われ、ハンマーが釘を打つような動きをするところから名前が付けられています。
ハンマーカールを選ぶ理由は、手首へのストレスを最小限にし、関節を強化することが出来るからです。
ハンマーカール やり方
ハンマーカールの正しいやり方を下記ご紹介します。
足を肩幅に開き、それぞれの手にダンベルを持ちます。
上腕を体に密着させたまま、ダンベルを上げて肘を90度にします。
二頭筋を使って前腕を上げ、両手首を肩に向けていきます。
ゆっくりとダンベルをおおよそ股の高さまで下げます。必要な回数繰り返します。
ハンマーカールのフォーム
ハンマーカールを行う際に適切なフォームを保つことが重要です。そうでないと、適切な筋肉を使わず、フォームが非常に悪い場合、怪我する可能性があります。
ハンマーカールを行う際には、以下のポイントに注意してください。
肘を体に密着させること
ダンベルを常に手のひらが互いに向いて(体に向かって)握ること
ダンベルを回転させないようにしっかりと握る
ダンベルを勢いで振らず、ゆっくりコントロールする
カールの最下部で肘をロックしないこと
ハンマーカール 効果
ハンマーカールをエクササイズルーティンに取り入れることで、以下のような利点を得ることができます。
筋肉のサイズと強度の増加
手首の安定性と強度の向上
筋肉の持久力の増加
ハンマーカール 部位
ハンマーカールは、上腕の次の筋肉をターゲットにします。
上腕筋
腕橈骨筋
ハンマーカールのバリエーション
以下はハンマーカールのバリエーションのリストです。
インクラインハンマーカール
インクラインハンマーカールはハンマーカールと同じ動きですが、傾斜したベンチで行います。行う際には、背中をベンチに押し当てることを忘れないでください。
ケーブルハンマーカール
ケーブルハンマーカールは、ロープアタッチメントをケーブルマシンに取り付け、ハンマーカールを行うものです。ケーブルマシンの滑車を一番低い位置に移動させ、重量を選択します。両手でロープアタッチメントを持ち、通常のハンマーカールを行います。
シーテッドハンマーカール
シーテッドハンマーカールは、ベンチに座ってハンマーカールを行うものです。ベンチに座って、両足をしっかりと地面に置きます。その後、ハンマーカールを行います。
オルタネイトハンマーカール
オルタネイトハンマーカールは、交互に片手ずつダンベルを上げるエクササイズです。左腕でハンマーカールを行い、ダンベルを下げたら、右腕でもハンマーカールを続けます。
ハンマーカールの代替エクササイズ
プリーチャーカール
プリーチャーカールは、ベンチや専用の台を使って肘を固定し、バイセップカールを行うエクササイズです。反動などを使うのを抑え、正しいフォームで行うのを補助してくれます。
ハンマーカールとバイセップスカールの比較
ハンマーカールとバイセップスカールは非常に似た動きをしており、同じ筋肉を使います。では、この2つの違いは何でしょうか?
ハンマーカールは手首と前腕を使うため、手首の強度を高めるのに適しています。手首の位置により、腕橈骨筋がより動きに関与するため、バイセップスカールと比較して強度がさらに増します。ハンマーカールでダンベルを握る際の指の位置も手首の強化に寄与します。
全体的に、ハンマーカールとバイセップスカールの両方が二頭筋の強度を高める素晴らしいエクササイズです。しかし、手首の強度と安定性を高めたい場合は、ハンマーカールがより良い選択肢になるかもしれません。
クロスボディハンマーカール
クロスボディハンマーカールは、ハンマーカールの別のシンプルなバリエーションです。体の同じ側の肩にダンベルをカールするのではなく、片側の肩に向けて一度に片方のダンベルをカールします。最後に、ハンマーを振るような中立な手首の位置を保ちましょう。そして、勢いをつけるために体を曲げないように注意してください。
フィットネスにパッションがあり、8年間以上の筋トレ経験、ボディメイク、また、国内最大規模のボディビル大会『ベストボディジャパン』の出場経験有り。
さらに2023年にカナダ、トロントにある公立カレッジ Humber CollegeのFitness and health プログラムを卒業。フィットネスが発達している北米で解剖学や運動生理学、栄養学を学んだ事で、クライアントのゴールに合わせたアプローチやエクササイズを提供することを得意とする。男性だけでなく、女性も積極的に筋トレをし、健康そして理想な体づくりをサポートしたいという熱い思いを持ったトレーナー。カナダではパーソナルトレーナー、キックボクシングコーチとして活躍中。