腸腰筋について解説: 鍛え方、腰回りの筋肉の鍛え方、ストレッチ方法とアドバイス
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腸腰筋とは
腸腰筋(ちょうようきん)は、実際には2つの筋肉のグループであり、体にとても重要な役割を果たしています。
これらの筋肉は腸骨筋と大腰筋で構成され、股関節付近で融合して体の最も強力である腸腰筋を形成します。
以下にこれら2つの筋肉の簡単な特徴を説明します:
腸骨筋
腸骨筋は骨盤に位置し、この骨に合うように形状が作られています。大腰筋と結合して腸腰筋を形成します。
大腰筋
大腰筋は上半身と下半身を結びつける唯一の筋肉です。大腰筋は浅部と深部に分かれ、それぞれ独自の起始点を持っています。この筋肉は腰椎の両側にあり、紡錘形の筋肉です。大腰筋は、上半身と股関節の屈曲の機能を持つため、一部の人々には股関節屈筋の一部と見なされることもあります。
腸腰筋 どこに位置しているか
腸腰筋は体の下部、具体的には骨盤と腰椎の下部に位置しています。以下詳細を記載しました:
腸腰筋は、大腰筋から始まります。大腰筋は腰椎の体と椎間板から発生し、背中の下部に位置しています。
腸骨筋は、股骨の内側の部分である骨盤から始まります。
大腰筋と腸骨筋は骨盤の領域で収束し、結合します。それから、鼠径靭帯(鼠径部)の下を通り、大腿骨(太ももの骨)の上部にある小転子で停止します。
腸腰筋は、骨盤の領域と腰椎の深い部分に位置しているため、上腕二頭筋や四頭筋などのように外部から簡単に触れたり感じたりすることはできません。
腸腰筋 筋トレ方法
腸腰筋のオススメの筋トレ方法についてご紹介します。
週に2〜4回の頻度でトレーニングを行い、セット数とレップ数を調整しながら他のエクササイズと組み合わせることをおすすめします。
腸腰筋は歩行や走行、姿勢の維持など多くの動作に重要な役割を果たします。また、膝を上げたり腰を曲げるような動作にも欠かせません。
腸腰筋 ストレッチ
腸腰筋のストレッチも重要です。腸腰筋のストレッチでは、ランジストレッチ、ピジョンストレッチ、太ももストレッチが有効です。
寝ながら行う腸腰筋のストレッチでは、ニートゥチェストがおすすめです。
腰 筋肉
下記の筋肉は腰の前方にある筋肉です。腰の後ろの筋肉は脊椎に取り付けられた大腰筋があります。
腹横筋
外腹斜筋
内腹斜筋
大腰筋 起始停止
大腰筋の起始点
大腰筋の表面部は、T12およびL1-L4の椎体、およびT12およびL1-L4の椎間板から起きており、大腰筋の深部は、L1-L5の横突起から起きています。
大腰筋の停止
大腰筋は大腿骨の小転子で停止します。
腸骨筋 起始停止
腸骨筋の起始
腸骨筋の起始点は次のような部位から成ります:
腸骨窩の上2/3部
腸骨冠状稜の内側縁
胴骨の外側面
腸骨筋の停止
大腿骨の小転子で停止します。
大腰筋 ストレッチ
大腰筋の場合も腸腰筋の2つのストレッチを使用することができるので、ぜひ試してみてください。